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「2013ミス・インターナショナル」はミス・フィリピンに決定

記事の概要

12月17日に2013年ミス・インターナショナル世界大会が東京で開催された。優勝者であるミス・インターナショナルにはフィリピン代表のベア・ローズ・サンチャゴさんが選ばれた。

第2位にはミス・オランダ、第3位にはミス・ニュージーランドが選出された。日本代表の高橋有紀子さんは入賞を逃した。

元の記事を読む→ 【2013年12月18日:Walkerplus

出来レースじゃないよね?

フィリピン関係で久々に明るいニュースです。フィリピンのベア・ローズ・サンチャゴ嬢がミス・インターナショナルに選ばれました。台風30号の被害で暗い年の瀬を迎えるフィリピンにとって、何よりのクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか。

ベア・ローズ・サンチャゴ

で、ベアちゃんってどんな子なの?ってことで、彼女のプロフィール写真を(勝手に)借りてきました。

うーん、微妙ですね。笑) いや、キレイといえばキレイですけど、世界ナンバーワンってほどでしょうか。これがミス宇都宮だったらスーパー上出来ですけど。

さらにこの記事には書かれておりませんが、最終審査のインタビューでベアちゃん、「自分は台風で被害にあった地域の出身なので、被害で苦しむ国民の力になりたい。」と語っていたそうでございます。

さらにさらに審査員の顔ぶれの中に、安倍昭恵・首相夫人、野田聖子・自由民主党総務会長って並んじゃっているわけでして、こりゃどう見ても出来レースだろ~、と下世話な想像を働かしてしまうのは僕だけではないでしょう。

ベア・ローズ・サンチャゴ

そこでベアちゃんについて調べてみました。

Cataingan

【Bea Rose Santiago】1991年生まれの22歳。お生まれはフィリピン中部マスバテ島のCatainganという町です。

左の地図で青いマーカーを付けているのがCatainganです。赤のマーカーは大きな被害を受けたレイテ島のタクロバン、黄色のマーカーは日本でもお馴染みのセブです。

台風30号はレイテ島やセブ島の北端に被害を及ぼしました。調べてみたところ、Catainganがあるマスバテ島も被害を受けております。お涙ちょうだいの演出ではなかったようです。

15歳の時にベアちゃんたち家族はカナダに移住します。カナダはフィリピンからの出稼ぎ労働者が世界で3番目に多い国です。ベアちゃんたち家族も食っていくために異国に渡ったのでしょう。

ちなみに彼女は3人兄弟の長女です。しっかり者のお姉さんとして幼い兄弟の面倒を見ていた姿が目に浮かぶようです。(うそw)

ベアちゃん、モデルさんでした

そしてカナダでベアちゃんに人生の転機が訪れます。大手モデル事務所であるエリート・モデル・マネジメントの所属モデルとなったのです。フィリピン人として初の快挙でした。

エリート・モデル・マネジメント

エリート・モデル・マネジメントって僕も知らなかったんですけど、世界的なビッグエージェンシーみたいです。だって所属モデルがナオミ・キャンベルですよ。元祖スーパーモデルじゃないですか。

ちなみにエリート出身の日本人としては小西真奈美たんがいるそうです。なんかエリートが一気に身近な存在になりました。笑

さて、その後のベアちゃんですが、2011年にミス・フィリピン、2012年にMiss Tourism Queen of the Year International(なんじゃ、こりゃ?)、そして今年も別の名前のミス・フィリピンに選出されております。

ということで、出来レースでも何でもなく、ガチ実力って感じでございました。これからもフィリピンの人たちを少しでも笑顔にしてくれればと思います。

えー、ベアちゃんのツイッターアカウントはこちらです。→ 「ベア・ローズ・サンチャゴ:twitter」 フォロワー5,636に対してフォロー199ですからね。相互フォローとか絶対無理でしょうね。と言いながら、ダメ元でフォローしてみました。笑